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専門学校の約3割!実務スキルを身につける学び

 「職業実践専門課程」とは社会に出てすぐ活躍できる人材を育成するため、一定の基準をクリアした専門課程のこと。国が認定する新たな職業教育の枠組みです。2017年2月現在、全国2,817校ある専門学校のうち、認可されているのは902校2,773学科。専門学校の3割ほどしか認定されておらず、とても高いレベル の教育が実施されています。そのなかで福岡県では、59校194学科が対象になっています。
 企業などと連携した実習・演習を経験するため、「勉強が現場でどう役立つかわかった」「実践的なことが学べた」「職業のイメージが持てた」など、現場からのダイレクトな学びに手ごたえを感じる学生も。また、指導方法を改善していく体制が整っているので、「授業が工夫されていてわかりやすい」「質問に丁寧に応えてくれる」という声も寄せられています。


企業とのコラボがカギ!より高度な職業教育が受けられる制度

 職業実践専門課程に認められるためには、さまざまな要件が求められます。まずは、企業と密に連携し、 授業や演習、実習を行うことが大前提。さらに教育の研修も企業とともに実施することが求められます。
 また適切な教育が行われているか、学校の自己評価に加えて、学校関係者による評価も義務付けられて います。学校関係者とは、企業や卒業生、在校生の保護者のこと。このような「外部からの目」によって、教育内 容を厳しくチェックできる体制になっています。
 学校ホームページでの基本情報の公開も必須です。その内容には、中途退学率や中途退学の主な理由、 中退防止のための取り組みなども含まれれています。これは、学校の実態を「見える化」し、学校側も課題を把握 し、改善されていくことが期待されます。
 このように職業実践専門課程は、教育クオリティを上げるための様々な施策が講じられています。実習 などもこれまでも専門課程と比べ、とても多くなっているため、実務に近いスキルを身につけたい人や、体験を 通じて学びたいという人にとっては、とても魅力的な教育と言えるでしょう。学校にとっても、第一線の企業と のコラボは、大きな刺激。教育レベルの向上につながります。さらに企業も本当に現場が求める人材を直接育 てることや、その指導を通じて社員のスキルアップも図れます。職業実践専門課程は、学生、学校、企業、 すべてに大きな影響を与えていると言えます。これらが良いサイクルを生むことで、ひいては業界全体の 知識、技術が高まっていくことも期待されます。



職業実践専門課程は今までの認定と何が違う?

●文部科学大臣による認定

 従来の課程との最大の違いは、「文部科学大臣による認定」という位置づけです。通常専門学校の認可権は都道府県知事にあり、文部科学大臣が認可する大学・短大とは助成策などさまざまな面で格差があります。そうした状況で、大臣認定となる「職業実践専門課程」の学科に対し、どのような振興策が施されるのか、今後の動向に注目が集まります。

●最大の特徴は企業との連携

 「職業実践専門家庭」の最大の特徴は企業等との連携です。例えば、ネットワークシステム系の学校では、卒業制作で行う開発を、企業の若手社員が指導しています。また、農業系の学校では、学生が望む作目の実習を、農家・法人とのコラボで、毎週1回という頻度で実施するところも。このように実習やインターンシップなどを積極的に行い、より実践的な職業教育の成果をあげます。


●職業教育の多様化に対応

 職業実践専門課程は、「雇用・労働をめぐる環境の変化、知識・技能や人材需要の高度化、職業の多様化等が進む中、職業教育を通じて自立した職業人を育成し、社会・職業へ円滑に移行させ、また学生の多様な職業教育ニーズや様々な職業重要にこたえる」という背景のもと誕生しました。

●学校の情報公開化

 従来から専門学校に義務付けられている「自己点検・評価」と同時に、企業関係者などが委員として参加する「学校関係者による学校評価」を行い、公表します。
 学校には、「教員数」「就職率」など詳しい情報公開が求められます。前ページで触れたように、これらは学校のホームページに、決められた様式で掲載することが必須です。こうすることで、より健全な運営が見込まれます。





職業実践専門課程の詳細については、文部科学省のホームページにてご確認いただけます。(外部リンク)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shougai/senshuu/1339270.htm